皆様こんにちは。
先日、2020年秋のドルクスチャンプ杯の開催予定日が、ドルクスチャンプ杯公式Twitterアカウントより発表されました。
未確定のため日程が動く可能性はありますが、おおよそ8月~9月ということが分かりましたので、この時期に戦えるクワガタの準備を進めております。
そこで本記事を格納しているカテゴリ「体重計測〈クワガタの計量〉」では、今現在サイト管理人の手元にいるクワガタの中で、大会に出場予定の個体のコンディションや、体重の推移などを記録していきます。
週に一度のペースで更新しますので、ご興味のある方はご覧ください。
パラワンオオヒラタクワガタ
手始めにパラワンから。
現在サイト管理人の家には、成虫のパラワンは一頭しかおりません。羽化時期的にはちょうど良いので、出場させる予定です。
個体データ
頭幅:30.5mm
胸幅:31.7mm
羽化時期:2020年1月
出場予定階級:97.9mm級
今週の所感
スマトラオオヒラタ
続いてはスマトラです。現在当家にはアチェが1頭、ベンクールが2頭おり、全て2020年秋のドルクスチャンプ杯に参加予定です。
ベンクールに関しては下記記事でもご紹介しておりますので、興味のある方はご参照ください。
個体データ①(アチェ)
頭幅:33.8mm
胸幅:34.5mm
羽化時期:2019年12月
出場予定階級:97.9mm級
今週の所感
サイズのわりに体格に恵まれており、戦闘要員としてはもちろん種親としても期待している個体です。トップページの、ヘッダー画像のモデルとしても起用しています。
ですが97.9mm以下級の虫としては小さいので、体重だけは何としてもキープしたいところ。
先週まで殆ど餌を食べていませんでしたが、今週に入り排泄物がケースに付着しているのを確認できたので、そろそろ本格的に後食が始まるかもしれません。
餌を食べるようになれば体重の減少速度も緩やかになるため、目標としては18g以上の体重を維持した状態で大会本番に臨みたいところです。
個体データ②(ベンクール)
頭幅:31.0mm
胸幅:32.4mm
羽化時期:2020年1月
出場予定階級:92.9mm級
今週の所感
1月羽化ということもあり、後食は殆どしていないようです。丸一日マットに潜って過ごしていることから、まだまだ未成熟で体重は不安定です。
しかしいつ後食しても良いよう、ゼリーは十分に入れておきました。
個体データ③(ベンクール)
頭幅:30.0mm
胸幅:31.5mm
羽化時期:2020年1月
出場予定階級:92.9mm級
今週の所感
この個体も未成熟ですが、現時点でも体重の乗りが良いとは言えず、サイズ的にも92.9mm以下級に出場させるには不利です。
ただ彼は、個体データ②のベンクールよりも闘争心が強いです。スペック的には厳しいですが、私はやる気を買っています(笑)
この個体も体重を維持できるよう丁寧に管理します。
テイオウヒラタクワガタ
続いてテイオウですが、今回は大型個体を用意できず、小型の個体で9g級(9.4g以下級)に挑戦予定です。
私は体重制の階級は減量させるのが面倒くさいので不得手ですが、今年は下記の個体と一緒に頑張ってみたいと思います。
個体データ
頭幅:26.6mm
胸幅:28.2mm
羽化時期:2019年12月
出場予定階級:9.4g級
今週の所感
Twitterで度々お伝えしている通り、彼はもともと体重が8.5gしかありませんでした。
その体重で9.4gの階級に出場させるのは無謀なので少々焦っていましたが、三週間かけて0.9gの増量に成功し、何とか規定ギリギリのウェイトまで上げることができました。
ただ本番までは半年弱の期間があり、老化と共にクワガタの体重は落ちていくので、若い今のうちにもっと太らせておきたいところです。
マリンドッケヒラタクワガタ
最後にマリンドッケです。私はマリンドッケを戦わせた経験がほとんどありませんが、90mm近い個体を入手しましたので、今年の大会で実戦経験を積みたいと思います。
個体データ
頭幅:29.9mm
胸幅:31.7mm
羽化時期:2020年2月
出場予定階級:92.5mm級
今週の所感
後食は少しずつ始まっていますが、本格的な成熟には程遠いため、来週には更に体重が落ちている可能性があります。
このマリンドッケも92.9mm級の虫としては小さく不利なので、少しでも体重を維持した状態で成熟させたいところです。
タランドゥスオオツヤクワガタ
最後はタランドゥスです。え、タランドゥス!? となった人は多いでしょうが、今年のドルクスチャンプ杯では82.9mm以下級が実施されるため、久しぶりにタランドゥスで挑戦してみたいと思っています。
個体データ
頭幅:23.9mm
胸幅:30.0mm
羽化時期:2019年11月
出場予定階級:82.9mm級
今週の所感
後食も始まり、メソトプス系特有のバイブレーションも確認しています。これ以上体重が急激に減少することは無いかと思いますので、しっかり餌を食べさせて、どんどん増量させていきたいところです。
昔、83mmのタランドゥスで85mm級に挑戦した際にはそこそこ勝負になりましたが、あの頃と今とではオオヒラタのレベルが違い過ぎるので、おそらく厳しい現実を突きつけられることになるでしょう。
とは言えせっかく82.9mm級が復活したので、挑まない手はありません。このタランドゥスをしっかり管理して、万全の備えで本番を迎えたいものです。
まとめ
つくづく思うのは、クワガタは1か月で大きくコンディションが変わるものだなということです。
成熟や老化に伴う体重の上下は激しく、「先週までもっと重かったのに!?」と頭を抱えることもしばしば。
しかしながら体重はあくまで強さの目安に過ぎず、重いから必ずしも強いとは限りません。あまり一喜一憂し過ぎず、ドンと構えているほうが良いでしょう。


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